当社3つの特長
食品工場に特化
当社お客様の9割以上が食品工場です。創業以来積み重ねてきたノウハウをパッケージ化してご提供いたします。
お客様が自社開発するよりも、短納期、高機能、低コストです。
ワンソースコード
外部プログラムを除きソースコードは全ユーザ様同じです。特定のプログラマに依存せず、長く安心してご利用いただけます。
また、継続的に新機能が実装されるので、陳腐化せず、買い直しは不要です。パッケージの標準機能として実装されるカスタマイズにつきましては、当社が開発費用の一部または全てを負担する制度があります。
豊富な運用モデル
豊富な導入経験をもとに、貴社の業態にフィットした運用モデルをご案内します。
また、当社独自の導入手法で、マスタ整備負荷の軽減、早期稼働を実現します。どのような順序で動かしていくのか、お客様ごとにアレンジさせていただきます。
当社システム成長のサイクル
製品構成
ローゼックの強み【 人的資産 】
全社員による高い技術対応力
当社が少人数にもかかわらず、お客様に対して確実かつ迅速な対応ができる理由の一つにCraftLineの作り(構造)が挙げられます。CraftLineの読みやすくシンプルなシステム設計が土台にあるため、全技術者が全ての機能開発に携わることが可能となっています。その結果、お客様からの技術的な問合せに当社技術者全員が対応できるため、担当者が不在でた
らいまわしにされるなどということがありません。また、担当者の対応の早さも評価いただいています。
当社のこうした的確で迅速な顧客対応は、システム導入時のお客様の心理的ハードルを下げる役割を果たしています。
社員の高いIT技術力・顧客理解力
業務システムの開発にはIT技術に関する知識だけでなく、お客様の業務への深い理解も重要です。お客様の言葉の背景にある本質的な課題を見抜き、無理のない現実的な解決策を提示できるシステムエンジニアは極めて稀な存在です。どれだけ場数を踏んできたか、が肝になります。食品製造業様向けのシステム開発に少人数で専念し続けてきた結果、一騎当千のツワモノが揃っており、安心して仕事を任せることができます。
また、社内だけでなく社外にも人的資産を豊富に持っています。大量データ処理や産業ロボット、食品表示法など多方面の分野のスペシャリストとのパイプを生かし、当社だけでは解決困難な問題に対処するだけでなく、当社エンジニアの技術向上にも寄与しています。
働きやすく仕事に集中しやすい職場環境
非常に仕事好きで真面目な社員に合わせて、当社では自己鍛錬ができるような制度やモチベーション高く働ける仕組み、および個々の事情に合わせた福利厚生を用意しています。
【職場環境】- 平時より残業は少なく、休暇も取りやすい環境を維持
- 個人の生活事情に合わせた勤務体制をとることも可能
- リモート環境も完備。場所を選ばすに社内外を問わず打ち合わせができる職場環境を提供
- 社会保険完備
- 育児休業・介護休業 ※男性社員の1か月の育児休業取得の実績あり
- 家賃補助制度
- 書籍代、懇親会代補助 ※一定の支出内であれば会社の決裁を得ずに書籍や従業員同士の会食が可能
そのほか、拠点を東京と岡山に分散して構えており一極集中にならないようリスク分散をしています。リモート環境の整備と合わせ、BCP対策も兼ねています。そして、新しい働き方が求められるこれからの時代にあって、近い将来、週4日勤務制(週休3日制)を採り入れることを検討しています。
優れた社員に長く働いてもらうために、公私ともに充実した時間を過ごせ、常に高いモチベーションを維持できるような制度設計・制度整備に全社を挙げて取り組んでいます。
フットワーク軽く迅速に動ける風土
社員が自社の良さとして口をそろえて挙げるのは、有効・正論だと思われる意見や提案が重要視される、性善説でいられる風土です。有効な意見であれば年齢や立場に関係なく採用してもらえるオープンな雰囲気が当社にはあります。また、少数精鋭ゆえに各自が自立しており、都度、的確な判断をしながら業務を遂行できている点は、当社の強みです。
このような社員のおかげで、会社として新しい制度や技術の採用にフットワーク軽く動くことができます。
高い顧客関係構築力
技術が分かり、顧客インターフェースも取れるマネージャーがいることも当社の強みです。顧客の要望などを<正しく>聴く、または<伝える>コミュニケーション能力が高く、お客様との打ち合わせでベクトル合わせがしっかりと行えるため、導入におけるトラブルはほとんどありません。また、お客様の業務を理解しようとする真摯な姿勢を持ち、お客様の声に耳を傾け、情報交換を密に行っているため、お客様から厚い信頼を得られています。
特に代表はIT企業での営業経験が豊富で、お客様の経営層の方々と“腹を割った”関係を構築できており、当社の安定的な経営基盤の源泉にもなっています。
ローゼックの強み【 構造資産 】
食品工場に特化した生産販売統合システム
食品工場向けに特化した製品であるCraftLineは、創業時からのユーザー様に現在も使い続けていただいている当社の主力製品です。新しいユーザー様も堅調に増え続け、業界に特化したプロダクトとして実績と信頼を積み上げてきました。
【システムの特長】- 基本設計がしっかりとしたワンソースコードによるシンプルなコーディング
- カスタマイズ要件の標準機能反映(保守に入れば買い直しすることなくアップグレート)
- ソフトウェア・サービスの料金体系が明確かつ見積金額がぶれない(想定以上の経費が掛からない)
- 技術共有による属人化しない迅速な対応
- 受注・請求などの販売管理から生産管理・原価計算まで導入ステップに則した段階的な導入
- アジャイル開発的に打ち合わせ内容を迅速にアップデート
導入にあたっては、当社が特化してきた食品工場のノウハウを活かし、ユーザー様の実務層だけなら特定のユーザ様固有の仕組みであっても、汎用的に使えるものであれば追加費用はいただかずにアップグレードできます。高い技術力に裏付けられたワンソースコードによるメリットを活かし、標準機能としてブラッシュアップできるところも本製品の大きな特徴となっています。一度導入すれば、食品製造業の基幹システムとしてシステム的に替えが効かないものとして機能します。
また、システム的な問題については、当社社長とユーザ様経営層との24時間ホットラインを設けており、それが導入に際しての安心感につながっています。
食品業界に精通した知識
食品業界と一口にいっても、惣菜・お弁当、給食、和洋菓子・デザート、製パン・麺類、肉加工品、魚介練物、乳製品、調味料、飲料、カット野菜、冷凍食品など取り扱う食品形態は様々で、それぞれの工場においてシステムの活用方法やあり方は異なります。
例えば、当日から翌日など賞味期限の短い製品は、発注者側は廃棄リスクを避けるためにギリギリまで発注を控える傾向にあります。受注が確定してから作り始めるのでは間に合わないので、工場側は最終工程の手前まで見込みで製造し、数量が確定した後に仕上げています。製品は在庫として持てず、作り過ぎた場合は廃棄や格安で社内販売しているため、利益率低下の要因となっています。
賞味期限が長い製品は、製品在庫を持つことで受注数の急激な増加に対応できますが、その結果異なる賞味期限の在庫が同時に発生するために、賞味期限を重視した在庫管理が必須です。また、設備や人員のキャパシティを考慮に入れた生産計画を立案しなければならず、特定の従業員が居ないと仕事が回らないなどの業務の属人化が生じやすい傾向にあります。
当社では業態ごとのモデルパターンを整理し、社内勉強会等でエンジニアのコンサルテーションスキルを向上させています。このようなエンジニアの豊富な業界知識が、お客様からの厚い信頼につながっています。
ローゼックの強み【 関係資産 】
直取引顧客からの厚い信頼・強固な関係
全国のお客様との直接の取引が多いことも当社の特長です。直取引ができるということは、直接お客様の声を聴き、その課題をしっかりと把握したうえでその要望をシステムに反映できたり、間に入っての調整が不要で迅速な対応ができるといった顧客ベネフィットにつながっています。
お客様と良好な関係を築けていることにより、次に述べるメディアへの事例提供の承諾をいただきやすくなっています。お客様と当社はまさにWin-Winの関係にあります。
メディアとの関係強化(事例公開による業界メディアへの露出)
CraftLineは多数の導入ユーザー様にご協力いただき、食品業界のトップ紙「日本食糧新聞社」発行の「月刊食品工場長」に取材記事が掲載されています。これは、わかりやすい事例として活きた実績事例として読者層への効果も大きいものとなっております。当該雑誌の読者は食品製造業の経営層や工場長、現場のリーダーであるため、システム導入のキーパーソンへのアプローチが可能になっています。
また、国際食品工業展 FOOMA JAPANやFABEXなど規模の大きい展示会においても、来場者にデモを見ていただきながら製品カタログなどと一緒に事例集として同紙からの抜粋情報を冊子にしてお渡ししております。
事例集には、担当した当社社員の顔出しも行っていますが、これは社員のセルフブランディングの一環としても行っており、社員のモチベーション喚起にも大きく寄与しています。
取材記事は、以下のリンクよりご覧ください。
導入事例
ローゼックの強み【 安定した基盤 】
安定した経営基盤
CraftLineの契約は①パッケージの「利用許諾契約」②一定の事務処理行為を行うことを約する「準委任契約」③仕事の完成を約する「請負契約」の3つで構成されています。この契約構成により、お客様都合でプロジェクトが遅延した場合でも、当社の資金繰りに影響が出ないようになっています。
当社は経営基盤を安定させるために、⑴継続収入の源泉である保守契約を必須とする ⑵固定費・間接費を抑え損益分岐点を低くする ⑶ハードウェアの仕入を減らし粗利益率を高める、などの方策を採っています。また、人件費の変動割合を高くすることで、環境変化に順応できるようにしています。
このように、人的資産(人財・技術向上など)、構造資産(CraftLine・コンサルテーションなど)、関係資産(お得意先、取引先、メディアなど)を、コンパクトながら常にらせん状に動かし、しっかりと利益確保をしながら、世の中に役立つ仕組みづくりを行ってまいります。