クラフトライン

北海道から九州まで全国で稼働中!

生産販売統合システム クラフトラインとは

1.食品製造業のためゼロから設計された、生産管理を中心に販売購買管理を含む統合パッケージです。
2.総菜、和洋菓子、製パン・麺類、肉加工品・魚介練物、乳製品、調味料、飲料、カット野菜、冷凍食品など多くの業態に対応できます。
3.受注/見込ハイブリッド型など様々な業務フローモデルを用意しています。
4.AWSの環境下で動くクラウドシステムです。

クラフトライン概要

生産管理から、販売管理、在庫管理、受発注管理、原価計算、トレーサビリティシステム、スマートフォン・タブレット入力まで網羅しており、会計と人事給与を除いたほとんど全ての業務を横断的、統合的にマネージメントできます。 ERPほど大掛かりではない分、導入コストが抑えられ高い費用対効果が見込めます。

また、導入企業様が増えるたびにバージョンアップしていくことも大きな特長です。保守契約を結んでいただいた企業様は、従来の操作感を維持したまま無償で新機能が入手でき、時代の変化とともにシステムが進化してまいります。

小論「中小食品工場における生産管理システム導入時の課題」もあわせてお読みください。

クラフトライン

本システムは「レシピ」「金額」「オーダー」で各部門の業務を串刺しにして、リアルタイム原価計算(直接費)とトレーサビリティを実現します。 原材料費の高騰・変動を素早く見積金額に反映させるためには、ロット別原価管理が必要です。 また、得意先や消費者からの信頼を獲得する手段としてトレーサビリティの重要性は増しています。 受発注から入荷、製造、出荷まで一気通貫で実現する本システムは、コストダウンと食の安心・安全を同時に実現します。

現場が見えない、経営に必要な情報がなかなか上がってこない、とお悩みではありませんか? クラフトラインには、各部門の業務遂行状況を全社共有し問題があれば警告を発する仕組みがあります。 原料・資材の納期遅れや消費期限切れ、廃棄ロスの発生、レシピ・処方の変更などを見える化することで、正確な業務遂行と迅速なデータ入力を実現します。 これらにより、仕入価格を反映した在庫評価額やロット別原価(実際原価)、受注額・発注額・出荷額の実績と見通しがリアルタイムに経営層に提示されます。

現場の変化を総合的に提示

ITの専属要員がいない中小企業でも導入できるように、「直観的なインターフェイス」「短期稼働」「低コスト」を目的とした工夫、仕掛けをたくさん盛り込んでいます。 パッと見のシンプルさと複雑な処理を両立させるために、多くの機能がパラメータ調整できる設計になっています。 「操作マニュアルや導入教育が不要」「段階的導入と将来の拡張性」がテーマです。

以下のいずれかに該当する食品加工業のお客様はぜひお問い合わせください!
当社パッケージの強みが特に生かせます。

  • 受注から出荷までのリードタイムが短いお客様
  • 最終製品の構成食材が多い(原料レベルで100を超える等)お客様
  • 完成数量が事前に確定できない(出来てみないと分からない)お客様
  • 原材料の仕入値変動が大きく、単価も入荷後にならないと確定できないお客様
  • 固定的なレシピではなく、在庫や仕入状況によって代替品を使うことがあるお客様
  • パートさんやアルバイトさん中心で人手作業の多い現場のお客様
  • 連続生産を行っていて、一日に複数回原料の受入を行っているお客様
  • 受注生産と見込生産(計画生産)が混在しているお客様

主な機能

導入支援ステップ
  1. マスタ管理
  2. 製品、仕掛品、原料資材、レシピ、工程、得意先、請求先、仕入先 など

  3. 販売管理
  4. 受注、ロット在庫予約、得意差別単価、週間受注、帳合、EDI取込、出荷登録、
    納品書、送り状、ピッキングリスト、表示ラベル台紙、コンテナ用ラベル、
    返品、請求、売掛、入金、残高管理、仕入、買掛、支払 など

  5. 在庫管理
  6. 日別/場所別/賞味期限別/ロット別在庫、部門間移動、実調棚卸、棚卸資産 など

  7. レシピ管理
  8. レシピ階層無制限、日付/履歴、バッチサイズ、賞味期限次工程継承 など

  9. 生産計画
  10. 日毎/週毎/月毎計画立案、工程負荷平準化、製造順序/ライン変更、製造指示書 など

  11. 生産管理
  12. オーダー単位型完成登録、理論値型完成一括登録、案分型完成登録、作業時間、
    廃棄ロス、工程/出荷検査、トレーサビリティ、進捗管理 など

  13. 発注管理
  14. 発注スケジュール、契約品仕入、支給品、発注書、入荷予定表、入荷登録、
    入荷検査、納期遅れ、分納、入荷単価、未決単価 など
      A)在庫やレシピ情報からの粒度の細かい発注
      B)発注点など簡易手法での発注

  15. 原価計算
  16. 標準原価、実際原価、工程登録、間接費配賦、原価比較、原価差異警告、
    原価シミュレーション など
      A)粒度の細かい生産実績情報からの原価計算
      B)在庫とレシピからの配賦による簡易原価計算

  • データ集計
  • 期間指定により販売や在庫などの情報を表として集計。
    エクセルに出力およびグラフへの変換可。

特徴

  1. 業務メニューに、お客様の業務フローをそのままメニュー機能としてお使いいただけます。
    また、納期遅れ・賞味期限切れ・原価異常などのアラート情報が表示されます。
    さらに、売上や仕入など現状の速報値を表示します。
    業務メニュー
  2. 生産計画は、タイルを置く感覚で視覚的に生産計画を立てることができます。タイル色の違いで仮計画と確定計画を判別できます。
    また、製造計画登録時に、作業時間を計算し、設定された時間内に収まるかどうかを視覚的に表示することができ、計画の組み換えなどを行うことができます。
    生産計画
  3. 生産計画や作業進捗にとらわれず、突然の割り込み的な特急製造に対応できます。
    計画入力や所要量計算など前工程を経ずに製造指示をいきなり出すことができ、追ってバッチ処理により、在庫や原価処理への反映を行うことができます。
    特急手配
  4. 出荷業務を行う前に、指定の出荷先に対して特定の商品ロットを引き当て予約することができます。
    在庫予約
  5. 税率の異なる品目への課税など、インボイス制度に対応した請求書を発行できます。
  6. 発行した請求書は、電子帳簿保存法に対応した命名規約でPDFファイルを自動生成することができます。
    請求書
  7. レシピマスタのメンテナンスをしながら、順番や新たな半製品を作ることができます。
  8. 特定の原料が値上がりした場合など、該当原料を使用する製品を洗い出し、その影響をシミュレーションすることができます。
    販売価格の値上・レシピ構成の変更・内容量減量、など意思決定の素材としてお使いいただけます。
    原価シミュレーション
  9. 販売データや在庫データなどを任意の期間や項目で集計できエクセルに出力できるほか、グラフへの変換表示をすることができます。
    データの2次利用

このようなお客様におすすめします

  • 「システムに盛り込まれた他社の成功ノウハウを吸収したい」
  • 「業務改革の仕組みを取り入れたい」
  • 「工場を見える化して、問題が大きくなる前に手を打ちたい」
  • 「ロット別の原価を即座に確認して、収益力を向上させたい」
  • 「得意先や消費者からの信頼を高めて、販路開拓に役立てたい」
  • 「部分的・段階的にシステムを導入し、初期投資を抑えたい」
  • 「食品業界のIT化経験豊富なソフト会社に任せたい」
  • 「あるべき論だけではなく、我が社の実情も踏まえた提案をしてほしい」

システム概要図

システム概要図

動作環境

動作環境

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